※石井達也の出版プロデュース作品です。
【内容紹介】
「日本一の個人投資家」と「長期投資の伝道者」。その二人が大いに語る。
百年に一度とも言われる金融大崩落。しかしいまこそチャンス。
上場企業百社以上の大株主として有名な竹田和平氏。
日本初の独立系投資信託会社「さわかみ投信」を設立し長期投資に徹した「さわかみファンド」を運営する澤上篤人氏。
「短期投資で生き残れる人は極めて少ない」「お金は天下の回り物、不況期こそ回すべし」「お金は天意に沿ったところに集まる」「長期投資の底力を見せた今回のパニック」等、自らの体験があればこその慧眼の数々。
我々の生活は何も変わっていない。日本にはむしろ大きなチャンスが来た。
アングロサクソン論理の行き過ぎによる自爆が起きたいま、「まともに行こうよ」が始まった。
日本人が持つ巨大な個人資産のパワーを活かし、日本を徳のある「世界の旦那」に。
投資の極意は「ありがとう」、すなわち感謝のこころ。常に変わらない「投資の極意」を大いに語る。
【推薦の言葉】———-セゾン投信社長 中野晴啓
日本は今、衰退の甘受か或いは成熟への昇華かの岐路に立っている。
21世紀に入り本格的成熟社会に生きる私たち日本人にとって、
「明日の日本は我々が創る」という気概と意志こそが後者を選択たらしめる源泉となる。
「自由人」澤上さんと「超自由人」竹田さんの最大の共通項は、自由であるために世の中に向けて責任を果たすという強い使命感であろうか。
本来の投資は決してゼロサムゲームではない。次世代に繋ぐ「良い社会」への思いを込めた投資は、世の中にプラスサムの価値を与えるのだという投資の本質を二人は語る。
そして日本を代表する二人の長期投資家の言霊が、自立した豊かな社会を選択する「自由」を、私たち生活者は有しているのだと本書で気づかせてくれる。
【あとがき―本書の刊行にあたって】———-石井達也
本書の最後を締めくくる、13ページにわたるあとがきは
学歴なし、お金なし・・・人脈なし・・・おまけに夢もなし。
そんな当時しがない工場の現場作業員だった石井達也が
人生を変えたいと一通の手紙を出したことをきっかけに
「日本一の個人投資家」の竹田和平氏と「長期投資の伝道者」澤上篤人氏と出会い、
のちに二人の共著となる『投資の極意は「感謝のこころ」』をプロデュースするまでの 経緯が書かれている。
【さわかみ投信のホームページより抜粋】
私は、この本が出版されたことに感動している。
なぜならば、「和平さんと澤上さんの対談本をつくりたい」というある一人の男の夢が叶ったからだ。
まずは、巻末にある彼の想いが込められたあとがきから読まれることをお薦めする。
そして、『「ありがとう」「お蔭様」という心があるからこそ投資が活きる』と 当り前のように満面の笑顔で話す二人をイメージしながら、 両氏が「投資観」に留まらず「人生観」まで余すことなく語りあっている本著を堪能して欲しい。
読後、なんともいえない心地よさを感じ、明日への活力となることだろう。